群馬県議会 2021-03-12 令和 3年第1回定例会環境農林常任委員会(農政部関係)−03月12日-01号
また、畜産試験場では、特に能力の高い繁殖牛から採取した受精卵をスーパー黒毛和牛受精卵として年間200程度を繁殖農家に配布しており、この供給数を400個に増加させる計画である。 これらの取組により、繁殖農家では、遺伝的能力の高い和牛子牛生産が加速され、購入した肥育農家では、高品質な牛肉を生産することができるようになり、農家の所得向上が図られると考えている。
また、畜産試験場では、特に能力の高い繁殖牛から採取した受精卵をスーパー黒毛和牛受精卵として年間200程度を繁殖農家に配布しており、この供給数を400個に増加させる計画である。 これらの取組により、繁殖農家では、遺伝的能力の高い和牛子牛生産が加速され、購入した肥育農家では、高品質な牛肉を生産することができるようになり、農家の所得向上が図られると考えている。
この事業の中で、広島和牛のブランド力強化の取り組みによる広島和牛の価値向上や乳用牛への和牛受精卵移植を拡大し、生産された子牛を和牛肥育経営に供給する供給協定締結の取り組みを拡大することとしております。さらに、肉用牛経営におきまして、経営発展に向けた課題解決のための専門家を派遣するなど、経営力強化を図ることとしております。
和牛受精卵を乳用牛へ移植して和牛子牛を増産する取組についても、米沢牛の生産拡大に向けては効果的であり、従来から中央の酪農関係団体が実施する事業を活用して取組の推進を図ってきたところでありますが、二割程度の酪農家の取組にとどまっておりますことから、来年度に向けましては、さらに政府の今年度補正予算も活用し、置賜地域全体に取組が広がるよう推進してまいります。
○加藤誠一 副委員長 グラフがありますように、5分の3まで、1年が20%でしたら60%が大体こうなるのですけれども、ここで見直しをしていくという話で、先ほど現状の説明を見ていて、評価のところですけれども、数字がとどまったことの、例えばこの8番の和牛の子牛の生産頭数が42%で、酪農家における乳用牛への和牛受精卵の移殖が進まなかったため、問題はなぜ進まなかったかというところを評価の原点にしておかないといけないはずです
先ほど申し上げた点で、子牛を確保するということで申し上げると、結果的に和牛受精卵産子が協定によって今、全農にたくさん集まっているということでございますので、これを必要とされる農家の方々へ、市場を介さずに供給していく仕組みで、県と全農が手をとって具体的に進めていきたいと思っております。
今後は、和牛受精卵移植の普及と供給協定の取り組みを拡大するとともに、国の事業を活用しながら牛舎等の整備への支援を行い肥育農家の経営発展を進めることで、広島和牛の振興とブランド化を図ってまいります。 次に、カキ養殖における食害防止対策についてでございます。
このような状況を踏まえ、県では、今年度から新たに、酪農生産基盤強化対策事業を創設し、県肉用牛改良研究所が生産した和牛受精卵を酪農家に供給することにより、さらに市場価格の高い黒毛和種の子牛生産を推進し、経営の安定を図るとともに、県内の肉用牛生産基盤の強化を図ることとしております。
このため、酪農家においては、収益確保を図りますため、乳牛に対して和牛を交配した交雑種の牛、それから和牛受精卵を用いた肉用子牛の生産が増加していく一方で、乳用牛の交配が減少しておりますことから、委員おっしゃいました、優良な乳用後継雌牛の確保が喫緊の課題となっているところでございまして、生乳生産基盤への影響も懸念されているところでございます。
このため28年度予算としましては、TPP対策事業として、よりスピードを上げて繁殖和牛の増頭を図るということで、県外からの繁殖和牛の導入について支援するほか、優良な和牛受精卵に乳牛を移植する取り組みについて増額したところでございます。さらにブランド力向上につきましては、販売面でも強化をいたします。
◎渡辺 畜産課参事 既に和牛の受精卵移植は全国的にやられておりまして、県内でも今現在100頭ぐらいの和牛受精卵を活用して子牛が生まれてきております。それについて、母牛に異常があるということはございませんので、問題ないと判断しております。
乳牛への和牛受精卵移植や酪農の増頭対策など安定運営確立のためにも県職員の派遣は必要です。 議案第41号は、県職員の定数について1%のスリム化を目指し、県庁の無理・無駄をなくし、業務のスクラップ・アンド・ビルドを進めると、知事部局では対前年比15名削減、うち8名が現業職、教職員は77名削減をする議案です。
このため県では、酪農の盛んな本県の特徴を生かし、乳牛への優良な和牛受精卵の移植や、母牛となる優良繁殖和牛の県外からの導入を支援することで効率的に頭数拡大を進めてまいります。あわせて関係団体と連携し、肉質などの遺伝的能力の解析により県内和牛の改良を進めるとともに、農家の霜降り牛肉の生産技術をさらに向上させるなど、品質の向上を図りながらブランド化を進めることにより和牛の振興に取り組んでまいります。
繁殖雌牛群整備対策では、牛の遺伝的能力の分析や和牛受精卵の供給等を行っております。肉用子牛価格安定対策では、国の制度に対する県負担部分を基金造成、また、しまね和牛ブランド対策では、血液検査や飼養管理指導による肥育成績の向上支援、全国和牛能力共進会出品対策では、特に肥育部門での対策強化を図る取り組みを行っております。 農業競争力強化対策事業費でございます。
具体的には、和牛繁殖農家に対しまして繁殖牛1頭につき5万5,000円を上限に補助金を交付いたしまして新たに年間360卵の和牛受精卵を確保することにより、これを地域内の酪農家の乳牛に移植して子牛を生産し、肥育農家に供給するという、3部門のそれぞれの農家にメリットがある仕組みを構築して農家の所得の向上を図るものでございます。 また、今後の酪農、肉用牛経営に係ります支援の方向性でございます。
議案第44号は、財団法人畜産振興協会の公益法人への移行に伴い、県から派遣していた獣医師2名を引き揚げる条例改正ですが、来年度は乳牛への和牛受精卵移植や酪農の増頭対策が実施されるのに、現状では安定運営が確立されたとは言いがたく、本議案に反対です。 議案第45号、鳥取県行政組織条例の一部改正は、平成17年から独立していた行政監察監を廃止し、総務部内の課として設置するものです。
◎農政水産部長(後藤仁俊君) 和牛受精卵につきましては、県内では畜産試験場を初め地域採卵協議会で採卵されまして、県内の酪農家や和牛繁殖農家等で移植しまして、子牛の生産に広く活用されております。
県としては、厳しい酪農経営環境が続く中、大口育成牧場の冷涼な気象や広大な放牧地等の立地条件を生かしながら、乳量、乳質ともに能力の高い育成牛の譲渡はもとより、酪農家の希望の多い和牛受精卵の移植などに取り組み、県内酪農家の期待にこたえてまいりたいと考えております。
このような状況下で和牛繁殖経営振興対策の一つとして、県においては、酪農経営体の乳牛に和牛受精卵の移植を行い、これによって生まれた子牛、いわゆるET子牛を繁殖農家が管理して出荷する取り組みが進められているところであります。 ET子牛は、和牛繁殖経営者側には、母牛を飼養する必要がなく、子牛の育成に手間を集中することができ、高齢者や新規参入者でも容易に繁殖経営に取り組むことが可能になります。
今後は、乳価が高い夏場の生産拡大へ向けた技術指導の強化や、和牛受精卵の活用による価格の高い子牛生産を推進することによりまして、酪農経営を支援してまいりたいと存じます。 最後に、獣医師の確保対策についてであります。獣医師は、家畜疾病の治療や予防、畜産物の安全性確保など、畜産農家の経営安定や生産性の向上に重要な役割を果たしております。